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犬を描く、人間を描く

直木賞作家・馳星周 第1回 未来授業 Vol.1898
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今週の講師は、小説家の馳星周さん。
小説「少年と犬」で、第163回直木賞を受賞しました。

馳さんは、1996年に小説「不夜城」でデビュー。
犯罪や裏社会を描くノワール小説の旗手として、一躍注目を浴びます。

一方、2013年の「ソウルメイト」からは、動物と人間のかかわりを描いた小説群を発表。
今回の受賞作「少年と犬」も、その最新作です。

未来授業1時間目、
テーマは『犬を描く、人間を描く』


◆馳星周(はせ・せいしゅう)
1965年、北海道生まれ。
横浜市立大学卒業。出版社勤務、書評家などを経て、96年『不夜城』で小説家デビュー。
同作で吉川英治文学新人賞、日本冒険小説協会大賞を受賞。
98年『鎮魂歌 不夜城2』で日本推理作家協会賞、
99年『漂流街』で大藪春彦賞受賞する日本を代表する作家。
2020年「少年と犬」で直木賞を初受賞。
人生の無常と犬の神秘性を描く感動作。