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目に見えない“ツケ”

未来授業 高田秀重 第2回  Vol. 1686
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今週の講師は、東京農工大学 環境資源化学科 教授、高田秀重(たかだ・ひでしげ)さん。
マイクロプラスチックによる環境汚染を長年研究してきた第一人者で、世界各地のマイクロプラスチックのモニタリングを行う市民参加のプロジェクト「インターナショナルペレットウォッチ」も主宰しています。直径5ミリ以下の小さなプラスチック…マイクロプラスチック。これは、私達が廃棄したプラスチックごみが紫外線などの力で細かくなったもので、いまも海へ流れ続けていると言います。海を漂うその数は、およそ50兆個以上。私達の世界は大量のプラスチックに覆われつつある・・・とも言えます。

そこで未来授業2時間目。このプラスチック汚染。
具体的には、環境や人体にどんな影響を与えるか伺います。
テーマは「目に見えない“ツケ”」

高田秀重(たかだ・ひでしげ)
1959年、東京都生まれ。東京農工大学農学部環境資源科学科教授。理学博士。82年、東京都立大学(現首都大学東京)理学部化学科を卒業。86年、同大学院理学研究科化学専攻博士課程を中退し、東京農工大学農学部環境保護学科助手に就任。97年、同助教授。2007年より現職。日本水環境学会学術賞、日本環境化学会学術賞、日本海洋学会岡田賞など受賞多数。世界各地の海岸で拾ったマイクロプラスチックのモニタリングを行う市民による科学的活動「インターナショナル・ペレットウォッチ」を主宰。