今週の講師は、フリーライターの吉田千亜さんです。吉田さんは福島第一原発の事故のあと被害者や避難者の取材やサポートを続けてきました。
事故後も地元に踏みとどまって活動した消防士たちの姿を描いた著書「孤塁 双葉郡消防士たちの3・11」は、今年「講談社本田靖春ノンフィクション賞」を受賞。原発事故当時活動していた地元の消防士、66名から話を聞きとったノンフィクションです。
未来授業2時間目、テーマは 『仕事か、家族か、自分の命か』
◆吉田千亜(よしだ ちあ)
1977年生まれ。フリーライター。福島第一原発事故後、被害者・避難者の取材、サポートを続ける。著書に『ルポ母子避難』(岩波新書)、『その後の福島──原発事故後を生きる人々』(人文書院)、『孤塁 双葉郡消防士たちの3.11』(岩波書店)など。