今週の講師は、公益財団法人「リバーフロント研究所」技術参与の土屋信行さん。
今週は、街づくりや河川事業のスペシャリストで、大雨や台風による水害対策の専門家でもある土屋さんに「首都東京における水害への備え」について伺っています。
東京の水害対策の「盲点」が、地下空間と空中です。
大規模に張り巡らされた地下街や高層ビルは、
水害でどのような影響を受けるのでしょうか。
未来授業4時間目、テーマは『 自分の命は自分で守る 』
土屋 信行(つちや のぶゆき)
1975年東京都入都、道路、橋梁、下水道、まちづくり、河川事業に従事。この間、環状7号、8号線の設計・建設、下水処理場・ポンプ場設計・建設、多摩ニュータウン、つくばエクスプレス六町駅土地区画整理事業、秋葉原及び汐留再開発事業のまちづくりに携わる。ゼロメートル地帯の洪水の安全を図るため、2008年に、海抜ゼロメートル世界都市サミットを開催し、幅広く災害対策に取り組んでいる。東日本大震災の復興では、まちづくりの学識経験者委員として、宮城県女川町の復興に取り組んでいる。公益財団法人えどがわ環境財団理事長、公益財団法人リバーフロント研究所理事、一般社団法人全日本土地区画整理士会理事、土木学会東日本大震災特別委員会タスクフォース委員、ものつくり大学非常勤講師
著書「首都水没」、7月下旬には新著「水害列島」を発売予定。