今週の講師は、東海大学情報理工学部教授、内田理さん
災害時に発信される大量のSNSをビッグデータとして分析。被害状況の把握や避難に役立てること。そして、自分や家族の身を守るために、SNSを有効的に活用すること。
これが、内田教授の研究テーマです。
自治体も、災害時のSNS活用に力を入れています。ツイッターの「災害時地域ハッシュタグ」がその一つです。
未来授業3時間目、テーマは『 #〇〇災害 』
内田理
「安全・安心な社会を情報科学の力で実現する」をモットーに様々な研究に取り組んでおり、現在は「災害情報処理」に関する研究、特にTwitterなどのソーシャルメディアを用いた災害時向け情報共有システムの構築や災害情報の可視化、パーソナル化に関する研究に注力。内田研究室が開発したDITS (Disaster Information Tweeting System) は、自治体の防災訓練などでも利用されており、現在はその後継バージョンの開発も進めている。
また、文部科学省平成28年度「私立大学研究ブランディング事業」選定事業「災害・環境変動監視を目的としたグローカル・モニタリング・システムの構築による安全・安心な社会への貢献」にも主要メンバーとして携わっている。