アート&カルチャー 一覧へ戻る

楽器がつないだ、ニューオーリンズと日本の絆

未来授業 第3回 外山喜雄 Vol. 1500
Podcast
0:00/0:00

1960年代後半、ジャズを学ぶために飛び込んだ外山さん夫妻は、ニューオーリンズで温かく迎えられ、豊かな経験を積むことができました。しかしそれから20年後のニューオーリンズは、銃犯罪が絶えず、市民の生活を脅かしていました。
そんな中、ニューオーリンズに楽器を送る活動「“Horns for Guns” 銃に代えて楽器を!」をスタートさせます。
    
未来授業3時間目のテーマは、
『楽器がつないだ、ニューオーリンズと日本の絆』

外山喜雄(とやま・よしお)
1944年、東京生まれ。ジャズ・トランペット奏者。ジャズの王様ルイ・アームストロング・スタイルとデキシーランド・ジャズの第一人者。ニューオリンズ市名誉市民。早稲田大学を卒業後、1968年、恵子夫人とニューオリンズへ5年間のジャズ武者修行の旅に出る。帰国した後、1975年、「外山喜雄とデキシー・セインツ」を結成。随筆、ジャズ評論等の執筆やジャズ16mmフィルムのコレクターとしても知られる。著書に『ニューオリンズ行進曲』『聖者が街にやってくる』、訳書に『独断と偏見のジャズ史』がある。また「銃に代えて楽器を!」の合言葉で、ニューオリンズに楽器を贈り続け、2005年ハリケーン「カトリーナ」で被災した際は日本から約1300万円の寄付金を集めて支援。東日本大震災ではニューオリンズから楽器を送られ、被災した学校の子供たちのバンドを支援。2018年、日本人として初となる、『スピリット・オブ・サッチモ・アワード』を受賞。