全国の教室数360以上。会員数2万人。教育に関心のある保護者から絶大な支持を集める学習塾「花まる学習会」。「メシが食える大人に育てる」をコンセプトに思考力を重視した教育方針と、教室での授業だけでなく野外体験も取り入れたユニークな取り組みは、保護者だけでなく教育関係者やメディアからも注目を集めています。
その「花まる学習会」の代表・高濱正伸さんが先日発表した本が「つぶさない子育て」。今週はこの「つぶさない子育て」をベースに、高濱さんが「花まる学習会」で20年以上にわたり培ってきた「メシが食える大人に育てる」子育てについて伺っていきます。
まずは、子どもを伸ばすのではなく“つぶさない”ための大きな軸のひとつを伺います。
未来授業1時間目。テーマは「自己肯定感が、子どもを育てる」
◆高濱正伸(たかはま・まさのぶ)
花まる学習会代表/NPO法人子育て応援隊むぎぐみ理事長
1959年熊本県生まれ。県立熊本高校卒業後、東京大学に入学。1990年同大学院修士課程修了後、1993年に「作文」「読書」「思考力」「野外体験」を重視した、小学校低学年向けの学習教室「花まる学習会」を設立。
『わが子を「メシが食える大人」に育てる』ほか、『小3までに育てたい算数脳』『算数脳パズルなぞぺ~』シリーズ、『メシが食える大人になる!よのなかルールブック』『つぶさない子育て』など、著書多数。