今週の講師は、ダイヤモンド社ハーバード・ビジネス・レビュー編集部 副編集長、小島健志(こじま・たけし)さん。週刊ダイヤモンド編集部でエネルギーやIT、通信、証券など業界担当を経て、2018年ハーバード・ビジネス・レビューに移籍。同じ年の12月に、連続起業家・孫泰蔵(そん・たいぞう)さん監修の、「つまらなくない未来」という、バルト三国のひとつ、エストニアを徹底取材した本も執筆しています。
行政手続きをデジタル化し、その一部を海外に開放。人口減少に歯止めをかけ、大きな経済効果を得たというエストニア。今や世界中の起業家、投資家、各国政府が、その「電子政府」に注目しています。
今日は、その「電子政府」というアイデアが生まれた背景について。1991年。旧ソ連の支配下を離れたエストニアが、電子化を目指したのは、なぜなのでしょうか。
未来授業3時間目、テーマは「なにもない国の戦い方」
小島健志
1983年生まれ。東京都出身。早稲田大学商学部卒業後、毎日新聞社を経て、2009年にダイヤモンド社入社。週刊ダイヤモンド編集部で、エネルギー、IT・通信、証券といった業界担当の後、データ分析を担当。主な担当特集に「『孫家』の教え--起業家に学ぶ10年後も稼げる条件」「大学序列」「データ分析」「儲かる農業」など。また、孫泰蔵氏の連載「孫家の教え」も担当。2018年よりハーバード・ビジネス・レビュー編集部に移る。30歳を過ぎてからプログラミングや統計を学びはじめ、Oracle Certified Java Programmer, Silver SE 7、統計検定2級を取得し、DataMixデータサイエンティスト育成コース第5期卒業。