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戦禍を逃れて。シリア難民のいま

ドキュメンタリーフォトグラファーに至る道と、シリア難民の今 小松由桂さん   第3回未来授業 Vol.2277
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今週の講師は、ドキュメンタリーフォトグラファー、小松由佳さんです。
登山家として、ヒマラヤの高峰・K2の登頂に成功。
その後、草原や砂漠など、厳しい自然の中で生きる人々の暮らしを写真に収めるようになりました。さらに、旅するなかで知り合ったシリア人の男性と結婚。
2012年からはシリアの内戦や難民を取材しています。
およそ10年に渡る内戦で、国外に逃れて暮らすシリア難民は660万人。
国境を越え、隣国のトルコやヨルダンで暮らしています。

未来授業3時間目、テーマは『戦禍を逃れて。シリア難民のいま』

◆小松 由佳(こまつ・ゆか)
1982年秋田県生まれ。東海大学山岳部にて本格的な登山を学び、2006年、“世界で最も困難な山”と称される世界第2の高峰K2( 8611m / パキスタン )に日本人女性として初めて登頂。植村直己冒険賞受賞(2006年)。次第に、風土に根ざした人間の営みに惹かれ、草原や砂漠を旅しながらフォトグラファーに転向。2008年よりシリアを撮影するも、2011年からのシリア内戦で人々の境遇の変化を目撃し、2012年よりシリア内戦・難民を取材。近年は2人の子連れで「子連れパニック取材」を行っている。著書「人間の土地へ」(集英社インターナショナル)にて、第8回山本美香記念国際ジャーナリスト賞受賞。2022年、第11回モンベル・チャレンジ・アワード受賞。シリア人のお夫と二人の子供と東京都在住。公益社団法人 日本写真家協会会員。
公式サイト:http://yukakomatsu.jp/