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海底ケーブルと戦争

海底ケーブルからみる世界の今 土屋大洋さん 第3回未来授業 Vol.2249
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世界をインターネットでつなぎ、島国・日本では国際通信の99%のデータが行き来する「海底ケーブル」。
今年1月に起きたトンガ沖の海底火山の噴火ではトンガと国外を繋ぐ海底ケーブルが切断され、大きなニュースになりましたが、実はトンガでは2019年にも船のアンカーに接触したことでケーブル切断が起きており、実はこうしたことはひんぱんに起きているといいます。

特に漁船の底引き網によって海底ケーブルが切断される事例はいくども起きているのだそうです。その一方、過去には災害でも事故でもなく、海底ケーブルが「意図的に」切断されることもありました。

未来授業3時間目。テーマは「海底ケーブルと戦争」


◆土屋大洋(つちや・もとひろ)
慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科教授。専門は国際関係論、情報社会論、公共政策論。
『サイバーグレートゲーム―政治・経済・技術とデータをめぐる地政学―』(千倉書房、2020年)ほか著書多数