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イノシシがコミュニケーションを生む

くまもと☆農家ハンター 宮川将人さん   第3回未来授業 Vol.2205
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今週の講師は「くまもと☆農家ハンター」代表、宮川将人さん。

イノシシによる農作物への被害に直面した熊本県・戸馳島で「地域と畑は自分たちで守る」を合言葉に、花農家の宮川将人さんと地域の若手農家の方々が立ち上げた有志団体「くまもと☆農家ハンター」。

地域を災害から守る消防団活動のように鳥獣被害から地域を守ることを目指すこの団体、メンバーは現在、およそ130人。「20歳から45歳までの若い農家のボランティア」で組織されていて、「全員がイノシシ対策のプレーヤー」として活動することを求めています。そしてこの条件には、イノシシ対策の先を見据えた目的があるようです。

未来授業3時間目。 テーマは 「イノシシがコミュニケーションを生む」


◆宮川将人(みやがわ まさひと)
くまもと☆農家ハンター代表、株式会社イノP CEO
地域に必要とされ貢献できる会社を目指す中、2016年にイノシシによる農産物被害の深刻さを知ったことをきっかけに仲間と共に「くまもと☆農家ハンター」を立ち上げる。現在、若手農家130人が集う同会の代表として「畑と地域は自分たちで守る」をスローガンに、ICTを駆使しながら産学官民でイノシシ対策を行う。
 2019年地域課題解決型事業を目指し仲間と(株)イノPを起業。ジビエファームを開設しサステナブルな獣害対策モデルを構築。今ではSDGsの優良事例として国連で紹介されるなど注目を集めている。