田舎暮らしや二拠点居住に憧れる若い世代が増えています。そして、ただ生活拠点を地方に置くだけでなく、地方ならではの豊かな自然を「資源」にその地域の課題解決を目指して起業する、いわゆる「ローカルベンチャー」が存在感を高めています。
そんな、ローカルベンチャーのキーパーソンのひとりが今週の講師、株式会社「やまとわ」の 奥田悠史さん。出身地の三重県伊賀市と、長野県の伊那谷の二拠点生活をしながら「森林ディレクター」という肩書で地域課題の解決に取り組んでいます。
未来授業1時間目。
まずは奥田さんが立ち上げから参加した「株式会社やまとわ」について。
テーマは「森をつくる 暮らしをつくる」
◆奥田 悠史(おくだ・ゆうじ)
森林ディレクター・株式会社やまとわ取締役
1988年三重県生まれ。信州大学農学部森林科学科で年輪を研究。大学卒業後は編集者・ライター、広告写真家を経て、2016年より「森をつくる暮らしをつくる」をミッションに掲げる株式会社やまとわの立ち上げに参画。森の現状、森の現実をプロダクトや事業づくりによって変えていくことを目指して活動中。