オカルトと呼ばれるジャンルの中でも、日本人にとくに身近な存在が、妖怪です。
そもそも妖怪は、日本に古代から根付く民間信仰ですが、誰もが知っている「ゲゲゲの鬼太郎」や、数年前に子どもたちの間で人気を集めた「妖怪ウォッチ」、そしてコロナ禍で注目された「アマビエ」など、漫画やアニメ、ゲームやSNSを通じて、今もその姿を現し続けています。
ところが。長年、妖怪という存在を探求してきた山口さんは、古くから語り継がれてきた「伝承としての妖怪」に最近、異変が起きていると話します。
未来授業4時間目。テーマは「妖怪をめぐる後継者問題」
◆山口敏太郎(びんたろう)
作家・漫画原作者、編集プロダクション・芸能プロダクションである(株)山口敏太郎タートルカンパニー代表取締役。銚子市にて『山口敏太郎の妖怪博物館』を運営中。テレビ・ラジオ出演歴は500本を超える。