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地方に目を向け始めた若者たち

井上岳一さん 第2回未来授業 Vol.2160
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山と水と郷、これを合わせて「山水郷」。
今週の講師、日本総合研究所 創発戦略センター シニアアナリストの井上岳一(たけかず)さんが、2019年に発表した著書「日本列島回復論」のなかで提唱している考え方です。

国土の3分の2を森林におおわれ、豊かな水などの自然とそこで古くから培われてきた暮らしの知恵やコミュニティ。
これこそが、究極のセーフティネットであり、持続可能な社会の実現に必要なものだと井上さんは話します。
また、地方から人が減り、都市部に人口が集中する日本の構造も、いま、変化しつつあると言います。

そこで未来授業2時間目は、東京など都市への人口集中の歴史といま起きている「変化」について伺います。
テーマは「地方に目を向け始めた若者たち」


◆井上岳一(イノウエ・タケカズ)
(株)日本総合研究所 創発戦略センター シニアスペシャリスト。1994年東京大学農学部卒業。Yale大学修士(経済学)。林野庁、CassinaIXCを経て、2003年に日本総合研究所に入社。森のように多様で持続可能な社会システムの実現をめざし、官民双方の水先案内人としてインキュベーション活動に従事。共著書に『MaaS』(日経BP社)、『公共IoT』(日刊工業新聞社)、『AI自治体』(学陽書房)等がある。