この夏、2作目の小説『これはただの夏』を発表した燃え殻さん。
この作品の登場人物のように、自分という存在に悩みながら、人生を歩んでいるといいます。
いくつになっても、人は思わぬことで落ち込んだり、対処に困ってうろたえてしまうことがあるものです。
自らも迷いながら、読者の悩みにこたえていく、『相談の森』という本を出している燃え殻さんに、悩んだときに思い出してほしいこと、聞きました。
未来授業2時間目、テーマは『自分に嘘をついてみる』
◆1973年生まれ。小説家、エッセイスト、テレビ美術制作会社企画。WEBで配信された初の小説は連載中から大きな話題となり、2017年刊行のデビュー作『ボクたちはみんな大人になれなかった』はベストセラーに。同作は2021年秋、Netflixで森山未來主演により映画化、全世界に配信予定。エッセイでも好評を博し、著書に『すべて忘れてしまうから』『夢に迷って、タクシーを呼んだ』『相談の森』。最新刊は「これはただの夏」(新潮社)