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誰を満足させる仕事をするか?

未来授業 稲葉なおと 第2回  Vol. 1714
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文筆家として長いキャリアがあるものの、小説という点でいうと経験は浅い・・・そんなことから自らを『ベテラン新人作家』という稲葉さん。もともとは、建築事務所ではたらく建築家でした。その現場で、“やりがい”とは何かを考え、今にいたる“仕事へのスタンス”ができていったそうです。

未来授業2時間目、
テーマは『誰を満足させる仕事をするか?』

稲葉なおと(いなば なおと)さん プロフィール
作家・一級建築士。東京工業大学建築学科卒業後、設計事務所に所属。商業ビルや分譲マンションの企画・設計を手がけるも、交通事故で3カ月の入院生活を強いられる。これを切っ掛けに名建築を訪ねて
アメリカ本土を5カ月に渡り旅する。1998年、初の旅行記『まだ見ぬホテルへ』で作家デビュー。『遠い宮殿』でJTB紀行文学大賞奨励賞受賞。その後、世界の名建築宿に500軒以上泊まり歩いた経験をもとに写真集、長編小説、児童文学を次々と発表し、2019年日本建築学会文化賞受賞。近著にデビュー20周年記念となる長編小説「ホシノカケラ」がある。