今週の講師は、神戸大学名誉教授で宇宙物理学者の松田卓也さん。発表したばかりの新刊では、「人工知能」をテーマに、最新の研究や、そこから見える未来の姿を考察しています。
「2045年問題」、この説では、あと31年後には、
コンピューターがあらゆる分野で、人間に「取って代わる」と予測しています。
実際、記憶や計算など特定の目的では、すでにそれは始まっていますが、では例えば、芸術などクリエイティブな分野では、どうなのでしょうか。
未来授業四時間目。
テーマは『人間にしかできないこと』。
◆松田卓也(まつだ・たくや)
宇宙物理学者・理学博士。神戸大学名誉教授。元日本天文学会理事長。
コンピュータ創世記である1960年代から、大型コンピュータを駆使した数値シュミレーションを行い、京都大学や神戸大学でコンピュータ関連施設の運営委員を歴任するなど、コンピュータの最先端事情に詳しい。