今週の講師は、作家で国文学者の、林望さん。
「リンボウ先生」のニックネームで親しまれ、
エッセイ「イギリスはおいしい」などの著者としても知られています。
今回リンボウ先生が、3年半の歳月をかけて現代語訳したのが、「源氏物語」です。
美しく才能豊かな男性「光源氏」と、彼を取り巻く女性たちの物語は、
これまで映画、ドラマ、アニメと、さまざまに形を変えて、語りつがれてきました。
リンボウ先生は、今回この「源氏物語」全文の、朗読にもチャレンジ。
本来「源氏物語」は、人から人へ、口うつしに語りつがれた物語だといいます。
未来授業3時間目、テーマは、『耳で聴く源氏物語』
林望(はやし のぞむ)プロフィール
1949年東京生まれ。作家・国文学者。慶應義塾大学大学院博士課程修了。ケンブリッジ大学客員教授、東京藝術大学助教授等を歴任。専門は日本書誌学、国文学。 『イギリスはおいしい』(文春文庫)で日本エッセイスト・クラブ賞、『ケンブリッジ大学所蔵和漢古書総合目録』(ケンブリッジ大学出版)で国際交流奨励賞、『林望のイギリス観察辞典』(平凡社)で講談社エッセイ賞を受賞。近著に『節約の王道』(日本経済新聞出版社)、『リンボウ先生のうふふ枕草子』(祥伝社)がある。『恋の歌、恋の物語』(岩波ジュニア新書)『夕顔の恋』(朝日出版社)等、『源氏物語』に関する著作、講演も多数。エッセイ、小説のほか、歌曲の詩作、能評論等も多数手がける。そして話題の大作『謹訳源氏物語』は、書籍版のほか、電子書籍としても販売中。リンボウ先生の朗読付きの「読んでも聴いても楽しめる!『謹訳源氏物語』電子書籍版」もぜひアップストア購入可能。朗読箇所にあわせて、本文テキストの色が変化するので、
どこを読んでいるのかがすぐわかるほか、難しい単語を辞書検索機能で調べることもできます。
詳しくは「祥伝社」のオフィシャルサイトでチェックしてください。
http://www.shodensha.co.jp/genji/index.html