今週の講師は、國學院大學教授、井上順孝さん。
専攻は宗教学。現代宗教に関する問題を広く調査・研究してきた井上さんは、長年にわたり、若者の宗教に関する意識調査も続けています。
東日本大震災以降、日本人の宗教観、死生観は大きく変化した、ということがよく言われます。
そこで今週は、震災以降の宗教の役割と在り方、そして、今の若い世代に宗教はどんな存在なのか。考えていきます。
未来授業2時間目、テーマは『災害と宗教』。
【井上順孝】
1948年鹿児島県生まれ。東京大学文学部を卒業、同大学大学院人文科学研究科博士課程中退。東京大学助手、国学院大学講師などを務めるかたわら、近代の宗教運動の比較研究などに携わり、博士号を取得。専門は宗教社会学。現在は国学院大学神道文化学部教授ならびに同大学日本文化研究所所長を務める。