今週の講師は、京都大学防災研究所、矢守克也教授。
阪神・淡路大震災や東日本大震災の被災経験を検証し、全国に伝える活動を展開。
防災教育や、防災に携わる人材の育成にも力を注いでいます。
矢守さんの研究グループが開発した防災教育グッズが、「クロスロード」と「防災ダック」。
「クロスロード」は、災害時の適切な対応について議論し、考える、子供から大人向けのカードゲームです。
一方「防災ダック」は、幼児や子供向けの防災教育のためのアイテムです。
未来授業2時間目、テーマは『「クロスロード」と「防災ダック」』
【矢守克也(やもり・かつや)】
京都大学防災研究所教授で巨大災害研究センター長。専門は防災社会心理学。阪神淡路大震災、東日本大震災の被災者の体験を、全国に伝える活動を展開。防災教育にも積極的に取り組み、子供向けの防災教材『防災ダック』や防災カードゲーム『クロスロード』の制作も手掛ける。また防災に携わる人材の育成にも着手している。著書に『<生活防災>のすすめー防災心理学研究ノート』『防災人間科学』他。