今週の講師は、レイチェル・カーソン日本協会会長、上遠恵子さんです。
レイチェル・カーソンはアメリカの女性生物学者。
「沈黙の春」に代表されるカーソンの著書は、化学物質の危険性を指摘し、環境問題への警鐘を鳴らして、世界的なベストセラーとなりました。
また、カーソンは農薬などの化学物質だけでなく、放射性物質が環境と人に与える影響にも、大きな危惧を抱えていたといいます。
未来授業2時間目、テーマは「レイチェル・カーソンとフクシマ」。
【上遠恵子】
1929年生まれ。エッセイスト、レイチェル・カーソン日本協会会長。東京大学農学部農芸化学科研究室、社団法人日本農芸化学会、植物科学調節学会勤務を経て、88年レイチェル・カーソン日本協会を設立。訳書にレイチェル・カーソン著『センス・オブ・ワンダー』、『潮風の下で』、『海辺』などがある。