今週の講師は、専修大学教授・岡田憲治さん。
著書『言葉が足りないとサルになる』、『静かに「政治」の話を続けよう』などで知られる政治学者です。
岡田さんは著書の中で、いまの社会に大きく欠けているものは“言葉”と“それを尽くして考えること”だと、一貫して訴えています。
そこで今回は、今の政治や社会の問題点をどんな“言葉”で考えればよいのか、さらに、それを変えるには、どんな“言葉”が必要なのかを、岡田さんに伺っていきます。
最後は、政治、原発を巡る論争、リーダーシップをはじめ、私たちを取り巻くすべてを内包する、大きな“言葉”の問題です。
未来授業4時間目。テーマは『クニ、という言葉』
【岡田憲治】
1962年東京生まれ。早稲田大学大学院政治学研究科博士課程修了。立教大学法学部助手を経て、専修大学法学部教授。専攻は政治学。著書に『働く大人の教養課程』(実務教育出版)、『静かに「政治」の話を続けよう』(亜紀書房)、『言葉が足りないとサルになる』(同)、『はじめてのデモクラシー講義』(柏書房)、『権利としてのデモクラシー』(勁草書房)などがある。