今週の講師は、ゲーミフィケーションの推進をしているグローバルコミュニケーションセンター客員研究員 井上明人さん。
井上さんは、昨年の震災後の電力不足の中、ツイッターを利用する、「電気メーター」という節電ゲームを発表。これが話題となり、ゲーミフィケーションという言葉を、世に広めるきっかけを作りました。
今回は、このゲーミフィケーションという考え方が、これから世界をどう変えていくのか、井上さんに伺っていきます。
井上さんは、『ゲーミフィケーション』の事例に共通するこうした「ご褒美」が、人の行動や世界の可能性を広げるかも知れない、と言います。
未来授業4時間目。テーマは『ゲーミフィケーションの先にあるもの』
【井上 明人】
1980年生まれ。現在、国際大学GLOCOM客員研究員。2005年慶應義塾大学院 政策・メディア研究科修士課程修了。2005年より同 SFC研究所訪問研究員。2006年より国際大学GLOCOM研究員。2007年より同助教。2010年日本デジタルゲーム学会第一回 学会賞(若手奨励賞)受賞。2011年より#denkimeterプロジェクトを提唱。2012年CEDECアワード ゲームデザイン部門優秀賞受賞。主な著書に『ゲーミフィケーション』(NHK出版 2012)、論文に『遊びとゲームをめぐる試論-たとえば、にらめっこはコンピュータ・ゲームになるだろうか』など。