今週の講師は、立命館大学 子ども社会学専攻 山下芳樹教授。
山下教授は、小学校から高校までの理科や科学の授業内容、そして教員を目指す学生の指導に、長年携わっています。
今年の4月に新学習指導要領が実施され、中学3年生の教科書に「放射線の利用」を主とした記述が盛り込まれました。
一方それとは別に、福島第一原発の事故を受けて「放射線のリスク」を学ぶ 「副読本」も作られています。
2つの放射線教育を巡り、今、教育現場では何が起きているのか。
山下教授は、こう指摘しています。
未来授業2時間目、テーマは『先生たちの苦悩』
【山下芳樹】
立命館大学産業社会学部子ども社会専攻・教授。小学校から高校までの理科や科学の授業内容、教員を目指す学生の指導に長年携わる。著書に『大人のためのサイエンスIQ』『理数オンチも科学にめざめる 高校物理「検定外」教科書』『新しい高校物理の教科書』『授業づくりのための理科教育法』ほか。