今週の講師は、批評家で情報環境研究者 濱野智史さん。
情報社会論が専門で、サブカルチャーにも詳しい濱野さんに、東日本大震災から、まる1年が過ぎようとする今、私たちはどんな状況に置かれているのか。
そして、SNSや若者のポップカルチャーが果たす役割について伺っています。
未来授業4時間目、テーマは『日本のオタクカルチャーの可能性』
【濱野智史】
1980年生。株式会社日本技芸リサーチャー。慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科修士課程修了、国際大学グローバル・コミュニケーション・センター研究員を経て現職。専門は情報社会論。特にウェブサービスのアーキテクチャ分析を中心的に手がける。著書に『アーキテクチャの生態系』(NTT出版、2008年。第25回テレコム社会科学賞・奨励賞)、主な論文に「ニコニコ動画の生成力」(『思想地図vol.2』NHK出版、2008年)など。