1967年に放送されたTBSテレビのドキュメンタリー番組『日の丸』。
東京オリンピックが終わって、数年後には万博が開かれる。
ベトナムでは戦争が続き、大人たちに声を伝えるべく始まった学生運動は激しさを増していく。
半世紀前と似ているようであり、異なるシチュエーションもある今の日本で、
佐井監督は当時と同じく、ひたすら街頭インタビューをするという手法を用いて映画を作りました。
未来授業3時間目、テーマは『茶化せば処刑という自縄自縛』。
◆佐井大紀(さい・だいき)1994年4月9日生まれ、神奈川県出身。2017年TBS入社。ドラマ制作部所属、「Get Ready!」「階段下のゴッホ」など連続ドラマのプロデューサーを務める傍ら、2021年9月には企画・プロデュースした朗読劇『湯布院奇行』が新国立劇場・中劇場で上演された。ほかにもラジオドラマの原作や文芸誌『群像』への寄稿など、テレビメディアに留まらないその活動は多岐にわたる。2023年2月24日 初のドキュメンタリー作品かつ劇場公開作品『日の丸~寺山修司40年目の挑発~』公開