通勤や通学で鉄道を使っている方、いちばん先頭で、運転士さんの仕事を見たことはありますか?
流れる景色の中で、ハンドルを操作する姿は子供にとっては憧れ、大人にとっても興味深いものです。
しかしいま、鉄道の運転を取り巻く事情は、大きく変化をしようとしています。
キーワードは自動運転。自動車でも、一部が実用化しつつある中、鉄道の世界において、自動運転はどこまですすんでいるのか?
鉄道専門のコンサルタントとして、そしてYouTuber『鉄道ゼミ』で活躍中、自らも運転士である西上いつきさんに伺っていきます。
未来授業1時間目、テーマは「運転室で行われていること」。
◆西上いつき 大阪府出身。関西大学商学部卒業後、名古屋鉄道株式会社に入社。運転士・指令員などを経験したのち退社。その後、シンガポールの外資系企業を経て帰国後にIY Railroad Consultingを設立。著書に『電車を運転する技術』(SBクリエイティブ)。東京交通短期大学非常勤講師。Yahoo!ニュース公式コメンテーター。鉄道系YouTuberとして「鉄道ゼミ」を運営。地域おこし協力隊(銚子電鉄)最新著書は「鉄道運転進化論」 (交通新聞社新書) Twitter https://twitter.com/itsuki_nishiue