男性と女性の生物的、社会的な「性差」の違いをしっかり研究・分析することで新たな発見やイノベーションを生む概念「ジェンダード・イノベーション」。すでに欧米ではこの概念を研究に取り入れることが強く推し進められています。また、ジェンダー格差解消において「後進国」とされる日本でも国の政策方針に「ジェンダード・イノベーション」の文言が入り、学術の分野では今年、お茶の水女子大学にジェンダード・イノベーション研究所が設立されるなどここ数年で、この概念を具体的に取り入れる動きが起きています。
今回はジェンダード・イノベーションが実際のイノベーションに繋がりつつある事例について
佐々木成江さんに伺います。
未来授業2時間目、テーマは「エクイティ(Equity)とイコーリティ(Equality)」
◆佐々木 成江(ささき・なりえ)
お茶の水女子大学 ジェンダード・イノベーション研究所 特任教授