日本産科婦人科学会の専門医・指導医として多くの出産に立ち会ってきた坂本愛子先生。若年妊娠や孤立出産に悩む女性たちや、性被害を受けて苦しむ女性たちが後を絶たない現状を目の当たりにし、女性が賢く生きるためには、性の知識を獲得することが重要だと痛感します。
医師の立場で語られる現代版の性教育。今回は、万が一あなた自身が、そしてあなたの大切な人が性被害を受けたときに思い出してほしいこと。加害者にならないための知識も含めて学びます。
未来授業2時間目。テーマは「性被害に悩むあなたへ~性的同意とは」
各都道府県にひとつずつある性暴力被害者のための「ワンストップ支援センター」
https://www.gender.go.jp/policy/no_violence/seibouryoku/consult.html
◆坂本愛子(さかもと・あいこ)
日本産科婦人科学会専門医、指導医。
日本家族計画協会思春期保健相談士。日本思春期学会性教育認定講師。
子宮筋腫・卵巣嚢腫・子宮脱などの腹腔鏡手術の技術認定医。
性同一性障害の手術にも力を入れている。
2019年より千葉県市川市の行徳総合病院に勤務
婦人科内視鏡室長として、主に良性疾患の手術を担当する一方、
おもに教育現場(生徒・保護者・教師)での講義を通じて性教育のアップデートを推進している。