戦後、親と先生が協力して「学校に通うすべての子供のために活動する」ことを目指したPTA。
すべての子供たちのために、という理念のため、すべての親もかかわらなければいけない、というイメージがありますが、 実はそうではなく、入会や退会は自由です。
入会しないというのは、ネガティブなイメージを持たれてしまいそうですが、大塚さんは、PTAという存在の価値を見直すためには、アリだといいます。
未来授業4時間目、テーマは『「加入しない」から生まれる可能性』
◆大塚玲子 1971年、福島県生まれ。東京女子大学文理学部社会学科卒業。主なテーマは「いろんな形の家族」と「PTA(学校と保護者の問題)」。編集プロダクションや出版社勤務を経てフリーに。書籍やムックの企画編集、執筆等に携わる。著書に『オトナ婚です、わたしたち』『PTAをけっこうラクにたのしくする本』『PTAがやっぱりコワい人のための本』(以上、太郎次郎社エディタス)、『ルポ 定形外家族 わたしの家は「ふつう」じゃない』(ソフトバンク新書)、『さよなら、理不尽PTA!』(辰巳出版)。共著に『子どもの人権をまもるために』(晶文社)、『ブラック校則 理不尽な苦しみの現実』(東洋館出版社)がある