私達が生きていくために必要なお金。
多くの場合、それは、日々働く=つまり自分の時間や能力を会社や組織に対して提供し、代わりに給与という形で手に入れることができます。
一方、組織にとって給与とは、人件費という必要経費になります。同じお金でも、角度によって見え方はいろいろ変わるもの。
当たり前ではあるけれど、こうした事実を再確認しつつ、自分が生きていくために、お金はどんな動きをしているのか?給与明細を通じて、考えていきましょう。
今週の講師、東京・新宿2丁目に税理士事務所を構える高橋創(はじめ)さんの未来授業2時間目、テーマは『給与から必ず引かれるお金とは?』。
◆高橋創(たかはしはじめ) 東京都出身。東京都立大学経済学部卒業。
卒業後、大原簿記学校税理士講座で所得税法の講師を6年間務める。
平成16年に税理士試験合格後、平成19年2月に高橋創税理士事務所を開設し独立開業。
著書に『税務ビギナーのための税法・判例リサーチナビ』、『フリーランスの節税と申告 経費キャラ図鑑』(中央経済社)、『図解 いちばん親切な税金の本20-21年版』(ナツメ社)、『桃太郎のきびだんごは経費で落ちるのか? 日本の昔話で身につく税の基本』(ダイヤモンド社)があるほか、数多くのメディアにコラム等を執筆している。
税理士業のかたわら、新宿ゴールデン街のバー『無銘喫茶』のオーナー、YouTube『二丁目税理士チャンネル』、ネットショップ『経費擬獣図鑑』の運営なども行う。