今週の講師は、西埜馬搬代表、西埜将世さん。
「馬搬」による林業で西埜将世さんが起業した北海道厚真町。
この町は、土地のおよそ7割が森林におおわれており、町ぐるみで森の資源を生かす取り組みをしています。また厚真町は、担い手不足と高齢化が続く林業の世界では珍しく、若き林業家が少しずつ増えている点でも注目を集めています。
そしていま、厚真町では林業に関わる若い人たちが手を組み、新たなチャレンジを始めているのですが、そのきっかけは4年前に町を襲った大きな災害でした。
未来授業4時間目。テーマは「馬とともに生きる」
◆宮西埜将世(にしの・まさとし)
西埜馬搬代表
1980年、恵庭市生まれ。岩手大学卒業。自然体験施設や林業会社などに勤めた後、牧場会社の仕事で馬に関わる。「厚真町ローカルベンチャースクール2016」で採択され、地域おこし協力隊に。現在は独立し、山が荒れにくい「馬搬」という馬を使った林業に従事している。