今週の講師は、宮川将人さん。熊本県の戸馳島という島で蘭の生産に取り組む三代目の花農家です。
そして宮川さんのもう一つの肩書が「くまもと☆農家ハンター」の代表。イノシシによる獣害に対する地域の取り組みとして2016年に宮川さんが立ち上げたこの「くまもと農家ハンター」は、グッドデザイン賞や農林水産大臣賞、さらにSDGsの優良事例として国連のサイトで紹介されるほど高い評価を受けています。
未来授業1時間目。まずは「くまもと☆農家ハンター」立ち上げのきっかけから伺います。
テーマは 「地域と畑は、自分たちで守る」
◆宮川将人(みやがわ まさひと)
くまもと☆農家ハンター代表、株式会社イノP CEO
地域に必要とされ貢献できる会社を目指す中、2016年にイノシシによる農産物被害の深刻さを知ったことをきっかけに仲間と共に「くまもと☆農家ハンター」を立ち上げる。現在、若手農家130人が集う同会の代表として「畑と地域は自分たちで守る」をスローガンに、ICTを駆使しながら産学官民でイノシシ対策を行う。
2019年地域課題解決型事業を目指し仲間と(株)イノPを起業。ジビエファームを開設しサステナブルな獣害対策モデルを構築。今ではSDGsの優良事例として国連で紹介されるなど注目を集めている。