SNSの普及と、新型コロナウィルスの感染拡大は、「オカルト」の世界にも、さまざまな変化をもたらしました。
そのひとつが、まだウィルスの正体すら分からないなか、日本に突然あらわれた妖怪。「アマビエ」です。
半分は人・半分は魚という姿をしたこの妖怪は、江戸時代から「疫病退散」のご利益があると言われており、2020年2月ごろから、その姿を描いたイラストがSNSなどで拡散。
収束が見えないコロナ禍で、不安を抱える人々にちょっとした「癒し」を与えたということで話題となりました。
未来授業2時間目。テーマは「日本人の感性と“妖怪”」
◆山口敏太郎(びんたろう)
作家・漫画原作者、編集プロダクション・芸能プロダクションである(株)山口敏太郎タートルカンパニー代表取締役。銚子市にて『山口敏太郎の妖怪博物館』を運営中。テレビ・ラジオ出演歴は500本を超える。