10月1日、東京の早稲田大学内に、世界的人気作家・村上春樹さんの寄贈原稿や資料等が活用される国際文学館、通称村上春樹ライブラリーがオープンします。
そんな村上春樹さんをよく知る翻訳家の柴田元幸さんに小説家の小川哲さんがお話を伺います。
柴田元幸さんは、東京大学名誉教授で、アメリカ文学翻訳の第一人者。
40年以上にわたり村上春樹さんと一緒に翻訳の仕事をされてきました。
そんな柴田さんに小説家の小川さんがインタビュー。
翻訳家と小説家が村上春樹さんについて語ります。
未来授業4時間目、テーマは『小説家と翻訳家の資質』
◆柴田元幸:東京生まれ。米文学者・東京大学名誉教授・翻訳家。『生半可な學者』で講談社エッセイ賞、『アメリカン・ナルシス』でサントリー学芸賞、『メイスン&ディクスン』(トマス・ピンチョン著)で日本翻訳文化賞、翻訳の業績により早稲田大学坪内逍遙大賞を受賞。アメリカ現代文学を精力的に翻訳するほか著書多数、また文芸誌「MONKEY」の責任編集も務める。 村上春樹さんとの共著「本当の翻訳の話をしよう」は新潮文庫から発売中。