“昭和”という時代が通り過ぎてから、30年以上が過ぎました。
戦後の荒廃から、高度成長、そしてバブル経済と歴史の様々な局面を凝縮したようなあの時代、日本人を熱狂の渦に巻き込んだ仕掛け人がいました。
その名は“野口修”。今週は彼の足跡を辿ったノンフィクション、『沢村忠に真空を飛ばせた男 昭和のプロモーター・野口修 評伝』の著者、細田昌志さんのインタビューをお送りします。
野口修は1934年生まれ。
細田さんとは、親子ほど年の離れた人物に、なぜ興味を持ったのでしょうか?
未来授業1時間目、テーマは「野口修を書こうと思った理由」。
◆細田昌志
1971年岡山市生まれ、鳥取市育ち。鳥取城北高校卒業。CS放送のキャスターをへて、放送作家に転身。ラジオ、テレビ、インターネット番組を手掛けながら、雑誌やWEBに寄稿。著書に『坂本龍馬はいなかった』(彩図社)、『ミュージシャンはなぜ糟糠の妻を捨てるのか』(イースト新書)。メールマガジン「水道橋博士のメルマ旬報」同人。最新刊は「沢村忠に真空を飛ばせた男―昭和のプロモーター・野口修 評伝―」(新潮社)