今週の講師は、広島出身、アメリカ在住の臨床心理医、美甘章子さんです。
美甘さんの父・進示さんは、爆心地から1.2キロの至近距離で被爆し、奇跡的に一命をとりとめました。
美甘さんは、そんな父の被爆体験を英語と日本語で出版し、さらに映画化。
現在、映画『8時15分ヒロシマ 父から娘へ』が公開されています。
戦争とは何か、憎しみや差別はどうして生まれるのか。
映画はさまざまなテーマをわたしたちに投げかけます。
未来授業4時間目、テーマは『赦す心、ヒロシマから未来へ』
美甘章子(みかも あきこ)
1961年、広島市生まれ。広島大学教育学部卒業後、アメリカに渡り、カリフォルニア心理学専門大学院(現アライアント国際大学)サンディエゴ校で多文化臨床心理学を学ぶ。カリフォルニア州を拠点とする臨床心理医として心理療法(カウンセリング)、エグゼクティブ・コーチング、スポーツ心理、教育、講演・執筆活動、啓蒙活動などをグローバルに行っている。 2014年英国貴族院において、The World Peace and Prosperity Foundation (世界の平和と繁栄を促進する財団) より、世界平和賞を受賞。