今週の講師は医学博士で認知症専門医の長谷川嘉哉さん。
今までよく知っていたはずの家族が変わってしまう。認知症の介護には、精神的、肉体的な負担が求められます。それに追い打ちをかけるようにやってくるのが、経済的な負担です。
いざ介護を始めるにあたって、予想外のお金が必要と分かり途方に暮れるということも起こりがちです。実際にどのくらいの金額が必要なのか? 介護の手法を決めるために、しっておくべきお金のことについて伺いました。
未来授業3時間目、テーマは『認知症にまつわるお金の問題』
◆長谷川嘉哉(はせがわ よしや)1966年、名古屋市生まれ。名古屋市立大学医学部卒業。認知症専門医、医学博士、日本神経学会専門医、日本内科学会総合内科専門医、日本老年病学会専門医。
祖父が認知症になった経験から医師の道を志し、病気だけでなく生活、家族も診るライフドクターとして医療、介護、社会保障サービスから民間保険の有効利用にまで及ぶ。在宅医療では開業以来、50,000件以上の訪問診療、500人以上の在宅看取りを実践している。現在、医療法人ブレイングループ理事長として、在宅生活を医療・介護・福祉のあらゆる分野で支えるサービスを展開している。
主な著書に、『親ゆびを刺激すると脳がたちまち若返りだす!』(サンマーク出版)、『認知症専門医が教える 脳の老化を止めたければ歯を守りなさい!』(かんき出版)、『ボケ日和―わが家に認知症がやって来た!どうする?どうなる?』(かんき出版)などがある。