今週も引き続き「この10年に生まれた東北発のアイデア」を映し出し「次の10年をみんなで考える」ためのプロジェクト『Think Next 10Years』から東北に関わる企業やベンチャーのキーマンたちの声をお届けしています。
今日の講師は「ポケットマルシェ」代表、高橋博之さんです。岩手県花巻市出身で、震災後に立ち上げた食べ物付きの情報誌「東北食べる通信」が話題に。そこから発展した生産者と消費者を直接つなぐオンラインマーケット「ポケットマルシェ」は利用者数を増やしています。
高橋さんは東日本大震災10年を前に宮城県から福島県の沿岸部を15日間かけて歩き505kmを踏破。旅を終えた高橋さんは何を感じたのでしょうか。
高橋博之さんによる未来授業3時間目テーマは『歩いて感じること それが10年の総括』
◆高橋博之(たかはし・ひろゆき)
株式会社ポケットマルシェ 代表取締役CEO
1974年、岩手県花巻市出身。2006年から岩手県議会議員を2期務め、東日本大震災後の2011年に岩手県知事選に出馬するも次点で落選。事業家に転身し、2013年にNPO法人「東北開墾」を立ち上げ、「東北食べる通信」初代編集長に就任。2014年には一般社団法人「日本食べる通信リーグ」 を創設し、同モデルを全国展開。2016年、生産者と消費者を直接つなぐスマホアプリ「ポケットマルシェ」を創業