今週の講師は 実業家で日本でのダイバーシティ推進の第一人者、佐々木かをりさん。
女性起業家が少なかった80年代からビジネスの世界で活躍し、
働く女性を支援する数々の事業やプロジェクトに取り組んできました。
その一つが日本最大規模のダイバーシティカンファレンス、
「国際女性ビジネス会議」です。“女性”という言葉が名前についているのは、発足当時、“女性”と銘打たなければ女性が参加できなかった日本の環境に鑑みてのネーミング。 実際は男性や中高生も参加しています。
コロナ禍で25回目を迎えた去年のテーマは「Go Beyond」。
withコロナで体験したことを踏まえ、「今いる、この先は何か」を見据えた、
熱量の高い1000人規模のオンライン会議となりました。
しかし、女性の活躍の道が開けた一方、逆行している実社会の現状がある中で、
“その先”にあるものは何なのでしょうか?
未来授業3時間目、テーマは、「女性の活躍と社会概念の逆行」。
◆上智大学卒業後、1987年に通訳、翻訳等を提供する株式会社ユニカルインターナショナルを設立。1996年からは毎年日本最大級「国際女性ビジネス会議」をプロデュース。2000年にはダイバーシティ・コンサルティング会社、株式会社イー・ウーマンを設立。斬新なインサイトを提供し、味の素「トスサラ」などヒット商品を生み出す。ダイバーシティの第一人者で「ダイバーシティインデックス」を発案、2018年11月より開始。また、ダイバーシティ等に関する講演も多くAPEC、OECDなど国内外で日英で1500回を越える。独自の「アクションプランナー」時間管理術講座も人気。現在、上場企業等の社外取締役、博物館等の経営委員・理事、内閣府、厚生労働省等の政府審議会委員等を務める。著書多数。「ニュースステーション」レポーター、「CBSドキュメント」アンカーなど歴任。現在も、テレビ、雑誌、新聞等のコメンテータを務める。二児の母