今週の講師は、社会活動家、東京大学特任教授、湯浅誠さんです。
湯浅さんは長年、格差や貧困問題に携わってきました。
特に力を入れているのが「子どもの貧困」です。
新型コロナウイルスの感染拡大を防止する動きは子どもたちの暮らしにも大きな影を落としました。
学校は休校になり、給食がストップ。
テレワークで仕事をする親御さんが多くなりました。
そんな中「子どもたちの在宅リスク」という新たな問題が生まれたと、湯浅さんは話します。
未来授業2時間目、
テーマは…
『新型コロナウイルスと子どもたち』
◆湯浅 誠 (Makoto YUASA)
社会活動家。
東京大学先端科学技術研究センター特任教授。
全国こども食堂支援センター・むすびえ理事長。
https://musubie.org/news/1394/
1969年東京都生まれ。
東京大学法学部卒。
東京大学大学院法学政治学研究科博士課程単位取得退学。
1990年代よりホームレス支援に従事し、2009年から足掛け3年間内閣府参与に就任。
内閣官房社会的包摂推進室長、震災ボランティア連携室長など。
政策決定の現場に携わったことで、官民協働とともに、日本社会を前に進めるために民主主義の成熟が重要と痛感する。
2014〜2019年まで法政大学教授。
主な著書『子どもが増えた! 人口増・税収増の自治体経営』(光文社新書)
『「なんとかする」子どもの貧困』(角川新書)
『ヒーローを待っていても世界は変わらない』(朝日新聞出版)
『反貧困』(岩波新書)