都市封鎖から一転して、世界各国では次々に入国制限が緩和されています。
日本でも、ベトナムからの入国制限が緩和され、これを機に東南アジアの一部、続いて中国や韓国についても、調整が進められることも予想されています。
しかし、制限を緩和すれば、多くの入国者が見込まれます。
また、来年、オリンピックが開催されれば、海外から更に多くの人を受け入れることになるのは明確です。
その時、わたしたちは何をすればよいのでしょうか。
未来授業2時間目、
テーマは『オリンピック実現への道のりとワクチンの世界競争』
◆勝田吉彰 (かつだよしあき)
関西福祉大学教授 渡航医学専門家
1994年から、スーダン、フランス、セネガル、中国と、アジア、アフリカ、欧州で12年間、外務省医務官を務める。
北京でSARSが大流行した際には、ちょうど北京の大使館医務官として在留邦人社会へのリスクコミュニケーションにあたる。
退官後は関西福祉大学教授としてメンタルヘルス・渡航医学系および国際系科目を担当。