今週の講師は作家、高嶋哲夫さんです。
高嶋さんの小説「首都感染」は、新型コロナウィルスの世界的な感染を予言する本として、いま大きな注目を浴びています。
高嶋さんの作品の特徴は、サイエンスとエンターテインメントの融合。
綿密なリサーチと科学的な知識に基づいて、実際の災害や危機を予言するかのような作品を 数多く手掛けてきました。
そんな高嶋さんの最新刊が「紅い砂」。
物語の舞台は、難民流出が絶えない中米の小国「コルドバ」です。
未来授業2時間目、テーマは
『国境の壁、心の壁』
◆高嶋哲夫(たかしま てつお)
慶應義塾大学卒業、同大学院修了後、日本原子力研究所研究員を経てカルフォルニア大学に留学。
94年から本格的に作家として活動をはじめる。
(1979年 日本原子力学会技術賞受賞)日本推理作家協会、日本文芸家協会、日本文芸家クラブ会員。
最新刊『紅い砂』(幻冬舎文庫)2020/4/8発売