今週の講師は、面白法人カヤック代表取締役CEO、柳澤大輔(やなさわ・だいすけ)さん。
神奈川県鎌倉市に本社を置くカヤックは、2013年、鎌倉に拠点を置くIT企業とともに、地域団体「カマコン」を設立し、企業、行政、地域の人々を巻き込んだ地域活性の取り組みを続けています。
この取組の大きなキーワードが「鎌倉資本主義」。
従来の、GDPを指標とした資本主義では測れない「つながり」「環境」といった“豊かさ”を増やすことを重視した新しい資本主義の考え方です。
未来授業4時間目は、鎌倉から発信するこの新しい資本主義の「課題」について伺います。
テーマは「取り組むこと自体が資本になる」
◆柳澤 大輔(やなさわ・だいすけ)
1974年香港生まれ。
慶應義塾大学環境情報学部を卒業後、ソニー・ミュージックエンタテインメントに入社。
1998年に合資会社カヤックを学生時代の友人と3人で設立し、24歳で代表取締役に就任。
2005年に株式会社に組織変更。売上、組織規模ともに年々成長を続けている。
Webディレクターとしては、カンヌ国際広告賞、東京インタラクティブ・アド・アワードをはじめ、国内外のあらゆるWeb広告賞を獲得する。
2007年にギャラリー運営、飲食事業をスタート。
2009年には明和電機とのコラボレーションによる「貧乏ゆすり」のプロダクト開発を手がけ、活動フィールドを広げている。