今週の講師は、NTTドコモ 5Gイノベーション推進室 5G方式研究グループ 担当課長の須山聡さん。工学博士でもあり、NTTドコモの5G技術の検証実験、システムトライアルを推し進めてきた方です。
2020年春から、いよいよ商用サービスが順次スタートする次世代の移動通信方式「5G」。名前は知っていても、まだ実態がわからないという方も多いかも知れません。
そこで今週は、5Gとはなにか、基礎的な知識から、10年先を見据えたビジョンまで、須山さんに伺っていきます。
月曜日は、5Gの3つの特徴、高速大容量・低遅延・多接続のうち高速大容量の解説でしたが、きょうはもう2つの特徴、低遅延と他接続について。
未来授業2時間目。テーマは「建設機械から、防犯カメラまで」
須山 聡(すやま・さとし)
NTTドコモ 5Gイノベーション推進室 担当課長
東京工業大学の助手・助教として2001年から移動通信における無線伝送技術の研究に従事。2013年に(株)NTTドコモ入社後、5G無線アクセス方式・技術の検証実験及び5Gシステムトライアルを推進。同社5Gイノベーション推進室 5G方式研究グループ 担当課長。第5世代モバイル推進フォーラム(5GMF) 5G実証試験推進グループ 副リーダ。工学博士。