今週の講師は、「旅の終わり世界のはじまり」が公開中の映画監督、黒沢清さん。
代表作は、「CURE」「回路」「トウキョウソナタ」などカンヌ国際映画祭を中心に、海外でも高い評価を得ています。黒沢監督が映画を撮り始めたのは、大学在学中。商業映画の監督としてデビューしたのは、20代後半のことでした。
未来授業4時間目、テーマは『就職を人生の分岐点と思うなかれ』
黒沢 清
1955年生まれ、兵庫県出身。大学時代から8ミリ映画を撮り始め、1983年、『神田川淫乱戦争』で商業映画デビュー。その後、『CURE』(97)で世界的な注目を集め、『ニンゲン合格』(99)、『カリスマ』(00)と話題作が続き、『回路』(01)では、第54回カンヌ国際映画祭国際批評家連盟賞を受賞。また『トウキョウソナタ』(08)では、第61回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門審査員賞と第3回アジア・フィルム・アワード作品賞を受賞。ドラマ「贖罪」(12/WOWOW)は、多くの国際映画祭で上映された。近年の作品に、第8回ローマ映画祭最優秀監督賞を受賞した『Seventh Code』(14)、第68回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門監督賞を受賞した『岸辺の旅』(15)、『クリーピー 偽りの隣人』(16)、フランス・ベルギー・日本の合作映画の『ダゲレオタイプの女』(16)、『散歩する侵略者』(17)、ドラマ「予兆 散歩する侵略者(17/WOWOW)などがある。最新作は前田敦子さん、加瀬亮さん、染谷将太さんらが出演する映画、「旅のおわり世界のはじまり」、現在全国で公開中です。
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