「未来授業」。今週の講師は、建築家、田根剛さんです。
26歳のとき、エストニア国立博物館の国際コンペで優勝して、一躍脚光を浴びた田根さん。その後はパリに拠点を置いて、国内外のプロジェクトを数多く手掛けてきました。
そんな田根さんのこれまでの活動と挑戦を紹介する企画展、「田根剛|未来の記憶~Archaeology of the Future~」が、現在都内2つの会場で行われています。
未来授業1時間目、テーマは『 場所の記憶、建築の未来 』
田根 剛(たね・つよし)
建築家。1979年東京生まれ。Atelier Tsuyoshi Tane Architectsを設立、フランス・パリを拠点に活動。2006年にエストニア国立博物館の国際設計競技に優勝し、10年の歳月をかけて2016年秋に開館。また2012年の新国立競技場基本構想国際デザイン競技では『古墳スタジアム』がファイナリストに選ばれるなど国際的な注目を集める。場所の記憶から建築をつくる「Archaeology of the Future」をコンセプトに、現在ヨーロッパと日本を中心に世界各地で多数のプロジェクトが進行中。主な作品に『エストニア国立博物館』(2016年)、『Todoroki House in Valley』(2018年)、『とらやパリ店』(2015年)、『LIGHT is TIME 』(2014年)など。フランス文化庁新進建築家賞、フランス国外建築賞グランプリ、ミース・ファン・デル・ローエ欧州賞2017ノミネート、第67回芸術選奨文部科学大臣新人賞など多数受賞 。2012年よりコロンビア大学GSAPPで教鞭をとる。
「田根剛|未来の記憶~Archaeology of the Future~」
https://www.operacity.jp/ag/exh214/
https://jp.toto.com/gallerma/ex181018/index.htm