「未来授業」。今週の講師は、小説家・温又柔(おん・ゆうじゅう)さんです。
温さんは、台湾で生まれ、3歳からは日本で育ちました。日本語で創作活動を行い、2009年に作家デビュー。昨年は小説「真ん中の子どもたち」で芥川賞にもノミネートされています。
台湾、中国、そして日本。アイデンティティに戸惑いを感じることもあったという温さんですが、いまはそれを、自分の「個性」と思えるようになったと言います。
未来授業4時間目、テーマは『 多文化、多言語の未来を生きる 』
温さんの新刊、『空港時光』は河出書房新社から発売中です。
http://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309026954/
温又柔(おん・ゆうじゅう)
1980年台北生まれ。09年「好去好来歌」ですばる文学賞佳作。11年『来福の家』、15年『台湾生まれ 日本語育ち』で第64回日本エッセイストクラブ賞、17年『真ん中の子どもたち』で第157回芥川賞候補。