今週の講師は、元国税実査官 税理士の佐藤弘幸さんです。
2016年にパナマの法律事務所「モサック・フォンセカ」から流出した膨大な量の内部文書、パナマ文書。世界各国の富裕層や大企業がタックスヘイブンを利用して節税を行っている実態が明らかにされ、大きな波紋を呼びました。
3時間目の今日は、そもそもタックスヘイブンとはどういったもので、何が問題だったのか。改めて佐藤さんに伺います。
未来授業3時間目、テーマは「タックスヘイブン」
佐藤弘幸(さとう・ひろゆき)
元東京国税局・税理士。東京国税局資料調査課などに勤務。主として大口、悪徳、困難、海外、宗教、電子取引事案の税務調査を担当し、2011年に東京国税局主査で退官。著書に「国税局資料調査課」(扶桑社)、「税金亡命」(ダイヤモンド社)がある。