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未来授業 第3回  山下澄人 Vol. 1204
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今週の講師は、小説「しんせかい」で、第156回芥川賞を受賞した、山下澄人さんです。

劇団を主宰して、劇作家・俳優として活動する傍ら、2011年から小説を執筆。2012年「緑のさる」で野間文芸新人賞を受賞し、芥川賞のノミネートは今回4回目でした。

時間軸が奇妙に入れ替わり、現実と虚構が交差する、山下さんの作品世界。「むずかしい」「わかりにく」と批評する人もいますが、そこには「言葉」と格闘する山下さんの姿がありました。

未来授業3時間目。テーマは『 言葉にならないことを書く 』

山下澄人 ヤマシタ・スミト
1966年、兵庫県生まれ。富良野塾二期生。1996年より劇団FICTIONを主宰、作・演出・出演を兼ねる。2012年『緑のさる』で第34回野間文芸新人賞を受賞。他の著書に『ギッちょん』『砂漠ダンス』『コルバトントリ』『ルンタ』『鳥の会議』『壁抜けの谷』がある。2017年、「しんせかい」で第156回芥川賞受賞。